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忍び寄る病魔(その2)

雨が続いたとある日、夜散歩の後レインウエアからはみ出ている足と尻尾
そして頭をタオルで拭きながらドライヤーを掛けていた時だった。
喉付近で指に何かが当たり最初は“軟骨?”と思ったが念入りに触ってみると
それは鶉の卵より少し小さなしこりだった。

良からぬ事を考え出しそうな心を落ち着かせ、先ずは小てママに知らせる。
そしていつもの動物病院に連絡と思ったが診療時間をかなり過ぎているし
院長先生の携帯に連絡するのも憚る気がして明日一番に連絡を入れる事で
自分を納得させた。

色々な事が頭をグルグル廻り少しの間ボーッとしていた私の足を踏んずけて
正気に戻してくれた黒い相棒は、いつもの様に尻尾をグルングルン回しながら
“散歩のご褒美早くちょうだいな”と私に向かって目光線を照射している。

そんな仕草が愛おしくて喉のしこり付近に手を当て、お袋が子供の頃良くやって
くれた御呪いをしてあげた。
痛いの痛いの 何処かに飛んでけぇ~

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by fspencer | 2015-09-30 21:52 | カイの事 | Comments(0)  

忍び寄る病魔(その1)

“九死に一生”の割腹手術から早いものでもう3年が経過しようとしている。
当時を思い出す度に“良くぞ生きて返ってくれた”と今でも鼻の奥がツンと
痛くなり目頭が熱くなってくる。

その黒い相棒も12歳と約3ヶ月になり足先の白髪が更に増えては来たが
底なし食欲は相変わらず健在で、キャベツや大根そしてブロッコリーを
未だに生でバリバリ食しちゃんと消化してお出ましになる。

主食はずっとドッグフードだが、10歳超えを切欠に各メーカーの成分表に
基づき栄養バランスを色々な角度から調べ尽くし、価格も含めシニアの
大型犬にベストと判断した某メーカーの製品をチョイスし今も続けている。

それでも不足しがちになるタンパク質・鉄分・ミネラルの補給手段として
レバーの水煮(犬用の缶詰)を加えている。
その結果、筋肉量も落ちずボール投げ遊びでもそこそこ走ってくれるし
慢性的に低かった赤血球容積比39~40%が今は42%で安定している。
そして「毛艶が良いですね~」と言って貰える事が多く何より嬉しい。

食事だけでなく八種混合ワクチン注射やフィラリア予防薬投与は勿論の事
3ヶ月に一回血液検査も含めた検診を行い、日頃の観察と合わせ常に体調を
把握する努力をしているが、そんな事を嘲笑うかの様にほんの僅かな隙間を
狙って病魔は忍び寄って来る。

小てつが血液検査で全く問題無しと結果が出た3ヶ月後「再生不良性貧血」で
虹の橋に旅立った時の様に・・・。

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by fspencer | 2015-09-28 20:09 | Comments(0)