心配事(その参)

画面に映った心臓の画像を見ながらの説明は以下の通りだった。

①心臓壁の厚さも一定で心筋梗塞の兆候無し、弁も正常に動いている。
②若干心臓肥大の傾向で測った結果縦方向に約13.5cm 横方向に10,7cmで
 一回り程大きくなっているが今回の直接原因では無いので経過観察でOK。

と言う事で心臓肥大以外は異常が無いとの診断で安心するが院長先生は
こう付け加えた。

「心臓に異常は無いので通常の散歩では大丈夫ですが、特に散歩し始めの
階段やボール投げは充分注意してあげて下さい。」

長い時間診察台に乗っていて疲れたのか後部座席で爆睡するカイを見ながら
私も小てママも何故か会話が途切れ気味な帰りの道中になった。


そう言えば今日14日は小てつの命日。
虹の橋へ旅立った2007年5月14日からもう10年が過ぎたけど写真を見る度
未だに悲しくなり鼻の奥がツンと痛くなる。
小てつ、そしてクロお母さんどうか長男カイをずっとず~っと見守っていてね162.png

b0112998_21354922.jpg




# by fspencer | 2017-05-14 21:00 | カイの事

心配事(その弐)

その後は普段通りの散歩になったがまた倒れるのでは?とハラハラドキドキしながら

無事家に辿り着き、いつもの様に散歩のご褒美をねだるのを見て少しホッとする。

そうだ!ホッとなんてしていられないのだ!と思い直し動物病院へ
℡を入れ、院長先生が診察中だったのでスタッフさんに大体の状況を説明し伝えて頂いた。
すると「院長の判断は心臓のエコーを直ぐ撮ったほうが良いとの事なので今からでも
来られますか?」とのお返事。

「勿論直ぐに伺います!!」と℡を切った後、心配そうにカイを撫でている
小てママを即し動物病院へ向かった。

少しの待ち時間後に超音波診断装置が備えられている診察室に入る。

院長先生に改めて状況を説明した後先ずは聴診器での確認結果、心拍は異常無しとの事。

そして次はエコー検査の番・・・カイが少し緊張気味な顔で液晶画面を覗き込んでいる。


b0112998_10473685.jpg

毛が邪魔して中々鮮明な画像が見れず、探触子をあちこち動かして何とか心臓の全体画像が

液晶画面に映った。
                                                        続く



# by fspencer | 2017-05-07 11:00 | カイの事

心配事(その壱)

昨年4月「来年も一緒に見ようね」と堅く約束した桜を今年も無事一緒に見る事が出来た171.png

そして一昨日の3日で13歳10ヶ月になり、今月14日が命日の小てつより何と2歳と1ヶ月も

頑張ってくれている。

b0112998_09293792.jpg

実は昨年12月から4回程この黒い相棒に「九死に一生」の出来事が起こっている。

相変わらずの底なし食欲と散歩でスタスタ歩く姿を見ているとこの黒い相棒が
本当に不死身じゃないかな?と正直思っていたけど・・・。

昨年12月4日の日曜いつもと同じく散歩に出掛け、とある階段を上り切った時の事だった。

カイの足が縺れたかと思うとその場で倒れこみ白目を剥いてピクリとも動かない。

どうしたら良いかと思う暇もなく反射的に心臓マッサージと呼びかけをする自分が居た。

すごく長い時間に思えたが実際は数十秒だったろうか・・・目に光が戻り大きな溜息後

立ち上り身体をプルプル揺すって顔を舐めてくれた。無事蘇生してくれたのだった

会社で受けた救命救急士の講習とたまたまYouTubeで見た犬の心臓マッサージの動画が

役に立ったが、足の震えが止まらずこちらが心臓マッサージをして欲しいくらい胸が
バクバクしていた。 
                                     続く




# by fspencer | 2017-05-05 09:53 | カイの事

13歳になりました(^^♪

愛犬・・・いや大事な相棒のカイが今日無事13歳を迎える事が出来た067.gif

小てつが12歳前、お母さんのクロちゃんが13歳で虹の橋に旅立ったので
非常に心配なこの1年だった。

朝起きて尻尾をクルクル回し散歩行きたい目光線を私に浴びせる姿を見ると
心底ホッとする。
ただ雨が更に嫌いになり雨音が聞こる程の降りだと躊躇いがちに顔を見上げ
外に出るのを嫌がり、レインコートを着せようとするとお座りをしたり足を
上げなかったりとプチストを起こす057.gif

足腰が以前より弱ったのか、階段を上る時に後ろ足で踏み外すだけでなく
前足で小石に躓く様になりヒヤッとする事も多くなった。

ボール遊びの時はまだ結構なスピードで走ってくれるけど無理をさせない様
近場へ投げて走る距離を短くし、そして回数も減らしている。

でも食欲旺盛は相変わらずで未だに生のままキャベツ・大根・ブロッコリーを
バリバリ食べ「九死に一生」の手術以来ず~っと快食・快便を保っている。
これがこの子の健康の証なのだろう066.gif

これからもっと心配な朝を迎えなければならないけど、ストレスフリーにして
いっぱい生きてもらわなければ!

なっ、カイよ。何とか20歳まで・・・イヤイヤ30歳迄頑張ろうな。
パパの心からのお願いだ。頼むぞ、大事な大事な相棒 カイよ053.gif

b0112998_13425895.jpg


# by fspencer | 2016-07-03 13:56 | カイの事

忍び寄る病魔(最終回)

先生「大変長らくお待たせして申し訳ありません。簡易検査の結果が出ました」

自分の唾を飲み込む音が聞こえ、小てママは祈るような仕草をしている。

先生「先程もお話しました通りあくまでも簡易検査になりますがカイ君の喉に有る
しこりは・・・まず脂肪と見てほぼ間違えない組織の状態です」

少しの間無意識に息を止めていたのだろう・・・長い長い溜息が漏れていく。
心底ホッとして、だけど何と言って良いか言葉も見付からず黙っている私達を
横に見ながら先生は続けた。

先生「正直な処、組織を取るのにエコーを見た時、甲状腺にしては血管が少なく
薄々気づいていましたが検査結果が出るまでは迂闊な判断は出来ずお話し
ませんでした。ご心配でしたら検査業者へ依頼しますがどうしますか?」

私はカイの肩を軽く叩きながら心と言葉を整え、乾いてくっ付いていた口を開く。

私「院長先生、色々ご面倒をお掛けしました。そして本当に有難うございます。
検査の依頼は不要です。3年前に1日違いでカイの命を救って下さったのも
先生の判断のお陰です。そして今回脂肪と判断して頂いたのですからその
結果を何より尊重します」

私はパサパサになった口を無理やり開き、続けた。

私「最初甲状腺がんの疑いも有りと聞いた時、今度ばかりはもうだめかなと正直
絶望しかけました。尻尾を振りいつも私を慕い待ってくれてるかけがえのない
大切な相棒なのに、弱気になってしまった本当にダメ飼い主です。でもがんで
なくて本当に良かったです。院長先生の手はがん細胞を脂肪に変る事が出来る
ハンドパワーが有るとか?」

先生「ハッハッ、でももし甲状腺も含めたがん細胞や腫瘍の疑いが強ければ改めて
精密検査を行い結果に基づく治療方法の決定とこれからが大変になる処でした。
私のハンドパワー以上にカイ君はすごく運が強い子なんでしょうね」

と、笑いながらそのゴッドハンドで頭を撫でてくれる院長先生の顔をカイは優しく
そして丁寧にべロンベロン舐めている。

しこりは幸いにも脂肪の塊ではあった。でも肥大化すれば当然切除が必要になる
ので経過観察が必須で有る事と、それを防ぐためにもコレステロールを下げる様
ご褒美も含めた食事の内容を見直しする様注意を頂いた。

もう12歳と3ヶ月・・・いつ何が起こってもおかしくない年齢だ。身体の奥底に潜む
病魔時限爆弾がいつ何時破裂するかも判らない。

これからも黒い相棒をいっぱい撫で廻して少しの異変も見逃さない様にしたい。
“撫でる“って単純で原始的だけど、様々な効能が有りそして誰もが直ぐ出来る
凄い医療行為と確信している。勿論毛艶も良くなるし060.gif

カイは今日もいつもと変わらずご飯を沢山食べそして元気に散歩へ出掛けてくれる。
涼しくなった事も手伝って7歳頃と変わらないスピードで歩く事だってまだ出来る。

横でスタスタ歩くカイが笑顔で私の顔を見上げてくれる・・・こんな幸せがいつまでも
いつまでも続いて欲しいと願いながら「忍び寄る病魔」全8話を終わりにしたい。

b0112998_144462.jpg


# by fspencer | 2015-10-17 15:02 | カイの事
line

愛犬の紹介と独り言他etc...


by fspencer
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30