3歳の誕生日

今日9月30日はサンの3歳の誕生日181.png

2年半前小て家に来た時10kgだった体重も今は29kgに

あぐらの中にスッポリ収まって顔を見上げてくれていた頃が懐かしい。

社交的な性格は半年の間両親や他の犬達と一緒に暮らして来たお陰。

お友達がいっぱい出来たし「サン」と言う名前を皆が憶えてくれてる169.png

サンよ、小て家に来てくれて本当にありがとう162.png162.png162.png

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# by fspencer | 2020-09-30 19:20 | サンの事

新しい家族(そのサン)

食事から帰宅し長い間の呪縛から解放された様な脱力感に包まれている中家族全員の
了解が取れた事をブリーダーさんにメール連絡すると

「最初お話を伺った時正直ダメかな?と思っていました。本当に有難うございます。」
と程なく返信が有りこの後支払いや引き取りの件についてやりとりを開始する。

当初引き取りを3月3日(サンサンの日)としていたがブリーダーさんの都合に合わせ
3月7日へ変更、そして遠方まで来る事を気遣って頂き中間辺りのサービスエリアで
落ち合いそこでサンを引き取る段取りをして下さった。

前日迄にカラーとリード、そしてドライフード等を用意し準備万端状態にも関わらず
7日当日朝から夫婦してソワソワして落ち着かずあちこちウロウロしていた。
そして約束より一時間近くも早く待ち合わせの某サービスエリアに到着、売店で買った
飲み物を完飲にも関わらず待ち合わせ時間が近づくと口が乾いてカラカラ になった。

そしてほぼ約束時間にブリーダーさんのハイエースが到着、頭の中が一瞬真っ白に149.png
気を取り直して挨拶した後開けたスライドドアの中に黒い室内に溶け込んだ黒ラブが尻尾を
振っていた。

ブリーダーさんからその子を抱き抱えた瞬間、恥ずかしながら感極まって涙がドッと
零れて来た103.png

血統書を受け取った時ブリーダーさんが
「メールと電話連絡だけだったのでどんな方なのか正直心配でしたがこの子が幸せに
なると確信する事が出来ました。どうかこの子を宜しくお願いします」と仰ってくれた。

そして私も
「こちらも不安が無かったと言えば嘘になりますがメール内容や電話のお声から大丈夫!
と家内とも話していましたしやはりそれは間違ってはいませんでした。この子“サン”の
幸せな犬生を約束します。どうかご安心下さい。」

そしてこの日サンは無事小て家の家族になった169.png

ちなみに夫婦で浮足立っていたのか引き取り時の写真撮影をすっかり忘れてしまい
この写真は帰りの車内で撮ったこの日初の写真である。トホホ・・・


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# by fspencer | 2018-10-05 11:39 | サンの事

新しい家族(その弐)


数日経って「未だ居ますよ」と返信が有り追って写真と動画も送って下さった。
生後4か月時点で体重9.9kgと小柄な子で元気に走る姿に迷う理由は無かった。

その週末の日曜日、最大の難関である3人への説得のためお昼ご飯をご馳走する
と言う事で皆を誘い出した。

実は小てママの説得は
命名は小てママに一任し、絶対に文句を言わない
との条件を飲んで事前に済ませていたが、話の方向によっては意見が変わる事も
無きにしも有らず、その鍵を握る愚息二人の反応が何より心配だった。

何か言いたそうな私の顔を見て愚息共は「ど~せ犬の事でしょ?急に昼ご飯を
おごるなんて見え見えだよ。で、どんな子?写真とかあるの?」
と想定外の発言に不覚にも少々うろたえながらポケットから携帯を取り出し
動画を見せると・・・

長男坊「な、やっぱり黒ラブだったろ、でも結構可愛い子じゃん162.png
次男坊「予想通りだね、でも小てママは黒ラブでOKなの?」

小てママは「小柄な子って言うし動画を見ると元気で可愛い子だしね、それに
小てパパがど~しても黒ラブ欲しいみたいだから了解したの」と言ってくれた。

この子が小て家の家族になる事を皆が認めて
くれた瞬間だった164.png

店の外へ出た時の冷たい風も心地良く感じ、ずっと心に掛かっていた靄さえも
吹き飛ばしてくれた。
そして他の皆に悟られない様に冬晴れの空を少しだけ見上げこう呟いた。
「カイ、そして小てつ、本当に有難う!」
                                  続く


# by fspencer | 2018-10-03 10:16 | サンの事

新しい家族(その壱)

今年の3月7日、小て家に新しい家族がやってきた162.png
静岡県島田市で昨年9月30日生まれた黒ラブの男の子。
名前は小てママがサンと名付け、今日が丁度一歳の誕生日になる。

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カイが亡くなった後、新しい家族を迎える迄に小て一家内で意見がぶつかり合い身を削る
大変な時期が延々と続いたのだった103.png

小てパパ→カイと同じ黒ラブがやっぱり欲しい!
小てママ→カイを思い出すから小てつと同じイエローラブ、それも小柄な子がいい。
長男坊 →寂しい気持ちは解るし反対はしないがもう少し時間を置いて欲しい。
次男坊 →ネコも4匹いるからこれを機会に犬は諦めたらどうだろうか?


そんな中でもラブラドールの子犬販売や里親募集のサイトを見続けたが良さ気な子が居ても
販売金額やブリーダーさんの所在地等でNG、そして里親募集では縁が生まれずそうこうしている内に年が明けてしまい焦燥感にかられていた。

今年2月初旬、とあるラブラドール販売情報サイトに静岡県のブリーダーさんが
「9月30日生まれの黒ラブで小ぶりな男の子です」と昨年末に掲載したサイトへ
偶然行き付き、かなり時間が経過していたがダメ元でメールをしてみた。
                                        
                                              続く


# by fspencer | 2018-09-30 17:47 | サンの事

もう一ヶ月・・・まだ一ヶ月・・・

カイが虹の橋に旅立って今日で一ヶ月が過ぎた。

短かった様な長かった様なこの一ヶ月・・・。

リードもカラーもそしてドライフードもおやつ類もあの日のまま。

いつもと同じ時間に起き、水をお茶碗に注ぎそして散歩用のボディー

バッグを背負ってリードとカラーを右手に散歩コースを歩く。

空いた左手には汗と涙拭き兼用のタオルを持って・・・。

心にポッカリと空いた大きな穴は塞がる気配をちっとも見せない処か

時たまその暗く大きな穴に吸い込まれそうになり急に息苦しくなる。

ペットロス?そんなんじゃない!

小て家の大事な家族を、私の一番大事な相棒を亡くした苦しみなんて

誰にも解らない。誰にも・・・。


# by fspencer | 2017-09-22 18:22 | カイの事